【ワーホリ・オーストラリアwwoof体験談】ダーマナンダその1

オーストラリアのエコヴィレッジ「ダーマナンダ」の入り口 ワーキングホリデー・wwoof(ウーフ)体験談
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子牛が親牛のミルクを飲んでいる
生後1日の牛

2014年、約1か月滞在したエコヴィレッジ。7年間越しにようやく言葉にできます。

こちらに滞在した時の、様々な方との出会いや出来事が、現在の私にも影響を及ぼしています。

本当はもう一度、数年後に改めて滞在したかったのですが、帰国後身体を壊してしまったことでタイミングを逃してしまいました。 いつかまた、お世話になった皆さんに再会してみたいものです。

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ワーホリ・オーストラリアwwoof体験談:ダーマナンダ(ダルマナンダ)名前の由来

まず名前が印象的ですよね、ダーマナンダ、ダルマナンダ。

後者は「達磨」を連想させますが、全然違うそうです笑

このエコヴィレッジを作った方と話す機会があって教えてもらいましたが、その言葉は仏教の教えの一つで、安らかな場所?というような意味が込められているそう(英語で話を聞いたので間違っていたら申し訳ないです…)。

これ以降はダーマナンダで話を進めていきます。

ワーホリ・オーストラリアwwoof体験談:ダーマナンダはどんなところ?

リズモア近くの地域にあるエコヴィレッジです。当時は約20人ほどの方が暮らしていたようでした。住人の方はヴィレッジ内にある各自のお家で暮らしていますが、ほとんど毎日の夕食はメインハウスと呼ばれる建物に集まってみんなで食べる決まりがあります。夕食を知らせる鐘がメインハウスにあり、何度か鳴らさせていただいたのを覚えています。鐘の音を合図に、みんな集まってきます。

メインハウスにはいくつか部屋がありましたが、食料庫やテレビがある部屋や本や資料がある部屋といった感じでした。私たちウーファーが寝泊りするのは、メインハウス近くの別の建物でした。1階は住人の方が住んでいて、その建物の2階に2部屋あり、ウーファーが2人まで同時に滞在できました。

共同の畑やがあったり、開けた場所では牛を育てていたり、川があったり…。できれば近々記憶を頼りにマップを書いてみようと思っています。

ヴィレッジの作りはパーマカルチャーの考えが活かされていると聞いた記憶があります。当時メインハウスに置いてあった本を読んだこともありましたが、英語の表記が難しく断念しました…。とても興味があるので、1度集中して深く学んでみたいです。

ワーホリ・オーストラリアwwoof体験談:ダーマナンダへのアクセス

  1. オーストラリアNSW州(ニューサウスウェールズ州)Byron Bay(バイロン・ベイ)へ行く
  2. Byron BayからLismore(リズモア)へ行く
  3. LismoreのThe Transit Centre(トランジットセンター)からスクールバスに乗せてもらって(!)The Channon(ザ・シャノン)のTerania Creek(テラニアクリーク)側のRoss Road(ロスロード)付近でバスを止めてもらうように運転手さんにお願いしておいて、そこで降りる
  4. Ross Roadをダーマナンダまで歩いて向かい到着

バイロン・ベイはオーストラリアの最東端の場所で有名ですね。

訪れた際、浜辺で受けた風は「大陸を渡る前の一番新しい風だ!」(詩人かな?) なんて感じながらその風を全身で受けたものです。

またバイロン・ベイの街はマクドナルドの出店を断っていると聞きました。

その場所全体が、オーガニックや自然を大切にすることなど、サステイナブル的な考えや強い意志・エネルギーにあふれているように感じました。

リズモアからダーマナンダまでは、スクールバスに乗せてもらいました。

新鮮な体験でした。私以外の乗客はみんな小学生。その中に混ざって、大きなバックパックを持って座る私がひとり笑

アクセス方法は、ダーマナンダに問い合わせた際に質問したら詳しくメールで教えてくれたので困りませんでした。

英語も当時あまり得意ではなく、本当にたどり着けるのか少し心配でしたが、わくわくしながら向かった記憶があります。

ワーホリ・オーストラリアwwoof体験談:なぜこの場所を選んだのか

エコヴィレッジ。日本にもいくつかあると聞きます。

当時、私は自分の価値観を揺るがしたかったのです。

どんな人たちが、どんな当たり前を生きているのかを、たくさん聞いてみてかったのです。

帰国後教師になる予定だった私は「自己肯定感を自分や相手の方にはぐくむにはどうしたらいいのか」を、多くの方に聞いてみたいという想いもありました。

ダーマナンダでは、自分たちの手で森を切り開き、家も建て、畑を耕し、牛を育て、ほぼ自給自足の形で暮らしていると聞きました。

他の場所でウーフ中に聞いた「パーマカルチャー」をもっと学んでみたいという興味もありました。

何より住んでいる方の話を聞いてみたい、自分の身をそのような環境に置いてみたい、そんな思いで突っ走っていったようなものでした笑

この場所のことを知ったのは、wwoofで出会った友人がここを訪ねていたから。

ご縁あって、滞在できることになりました。

ワーホリ・オーストラリアwwoof体験談:到着して最初の夜

オーストラリアのエコヴィレッジ「ダーマナンダ」でのゲーム大会
モザイクを入れています。右端の見切れているのが私。
コミュニティーハウスではなく、どなたかの家にみんなで集まっていたと思う

自分の部屋に案内してもらい荷物を降ろして周りを見ると、そこは4畳くらいの大きさの部屋。網戸もない窓があいていました。

のちに、ネズミや大きな蜘蛛(手を広げたくらいのサイズ)、大きなトカゲ(ざっと身長50センチ、幅30センチ弱、体の厚み20センチはあった)が部屋を訪ねてくるなんて、その時は知る由もありませんでした。(予感はありました笑)

夜ご飯は午後6時、コミュニティハウスに集まってみんなで食べる。毎回10人~15人くらいが集まります。

ラッキーなことに、この日はエコヴィレッジに住む大半の方が集まるゲーム大会の日でした。

「あなたはラッキーだよ!初日にみんなと顔合わせられる事はなかなかないよ!」と言われ、幸運を喜ぶ私。

ゲームは、まず1人2枚のメモ用紙に5単語までの文を書きます(変でもOK)。

ルールは、みんなメモをバスケットに入れ出題する人が1枚引き、その言葉を言わないようにしてヒントを言い、他の人が当てるというもの。確かチーム戦だったはず…!記憶曖昧。

英語が苦手だった私はどうしようと戸惑いつつなんとか記入しましたが、記憶はほぼない…笑

でもみんなで笑いあって、家族団らんのような雰囲気を感じられてとても暖かい夜でした。そのような雰囲気の余韻的なものは覚えています。

また別の記事で、出来事に触れながら一つ一つまとめていこうと思います。

ワーホリ・オーストラリアwwoof体験談:ダーマナンダの本(2024年3月追記)

ダーマナンダについて書かれている本の表紙が写っている

ダーマナンダの半世紀をまとめた本が出版されたとのこと、ダーマナンダのFacebookで紹介されているのをたまたま目にしてから読んでみたいと思っていました。

日本では買えなかったので、バイロンベイにある本屋さん「The Book Room Byron」で注文し、届け先を日本にすることで、1週間くらいで無事に家まで届きました!読むのが楽しみです。

内容についてもご紹介したいのですが、書面による許可がないと内容の記載はできないようでしたので(引用はできるのかもですが…!)読んでみたい方はぜひ書店へお問合せしてみてください~!

※何かの広告ではありません(笑)私はダーマナンダにご縁あって滞在させて頂いて、とても素敵な場所だったことを実感しているので、もっと深く知りたいという方へご紹介したくて情報を追記しました。何かの参考になりましたら幸いです。

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