【ワーホリ・オーストラリアwwoof体験談】オーガニック農園②

広い農園と男性の後ろ姿 ワーキングホリデー・wwoof(ウーフ)体験談
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Jerzy GóreckiによるPixabayからの画像

オーガニック農園でのwwoof(ウーフ:以下カタカナで記載)体験談を記録します。

私は2014年、オーストラリアでウーフに参加、初めての場所はオーガニックファームでした。

この記事では、オーガニック農園での日常をより詳しくふりかえっていきます。

ウーフに興味がある方へ、少しでも参考になれば幸いです。

ワーホリ・オーストラリアwwoof体験談:生活した場所

滞在した「Sandy CreeK Organic Farm」では、こちらを経営しているご夫婦のお家の隣に、ウーファー(ウーフをする人のこと)が生活するお家が建っていました。

自然に囲まれた、赤い壁と屋根の平屋

上の写真が、この農場でのウーファーが滞在する家。分かり易い写真撮ってなくて残念!

写真には写っていませんが、写っている家から写真の右の方に行くとご夫婦の家があります。歩いて1分くらいの距離です。

ウーファーの家には、寝室が3つ、広めのキッチンとリビングルーム、テーブルとソファーもありました。

ウーファーは最大6人まで滞在でき、人によって滞在する期間が異なるので入れ替わりながら、みんなで共同生活をしました。

最寄り駅からは、車で10分位。スーパーも駅の近くにあります。

駅からファームまでの道は、両脇が森という感じですが、民家も時々あったような気がします。

ワーホリ・オーストラリアwwoof体験談:思い出話

Lorri LangによるPixabayからの画像

一度、駅から農園まで歩きましたが1時間ほどかかりました。ストーム(嵐)にまで遭い大変でしたが、助けてくれた方がいました。その時のお話です。

一人で大きなリュックと荷物をもって歩いていたところ、真っ黒な雲が流れてきて、ストームが迫っていることに気が付きました。荷物重すぎるし、歩くと思っていたよりかなり遠いし、大雨降りそうだし雷聞こえるし、なんてこった!という焦る気持ち。

本来はあらかじめ連絡し、農園のオーナーさんが車で駅まで迎えに来てくれるのですが、その時はほかの農園に移った後で、近くに来たので会いたいなぁ!と思いちょっと立ち寄ろうという感じでした。車で10分弱の距離なので歩いて行けるじゃん!と気楽に考えていた当時の私。大荷物を甘く見ていました…歩いても歩いても着きません。

農園にいた友人には連絡しましたが、なぜか、オーナーさんには連絡するのを遠慮してしまったのです。忙しい時間帯かなとかいろいろ思ってしまい…。遠慮しないで一応連絡してみればよかった…と後悔していた、そんな時!

反対車線の歩道に、私の向かう方とは反対方向(駅の方)に向かって歩いてきた方がいました。その方がくるっと方向転換して、道路を渡って、なんと私の方に向かってきました!

Sasin TipchaiによるPixabayからの画像

「手伝いましょうか?ストーム来るし、大変でしょう」と聞いてくれたんです。

ちょうど同い年位(当時20代前半)の、フランス人の男性の方でした。どうやらその方は、私が向かっていた場所の隣の農園で働いていて、用事があって駅に向かっていたとのこと。

え?!駅に向かっていたなら、遠くなるよ?!いいの?!と内心仰天していて、申し出が信じられませんでした。何度も確認して大丈夫か聞きましたが、快くオッケーして荷物を持ってくれました。

道中本当に申し訳なくて、ありがたすぎて…。前を歩くその方の、リュックを背負ってくれている後ろ姿を見ながら、なんとお礼を伝えたらいいのか分かりませんでした。

間もなくしてストーム到来。ひどい雨で全身びしょびしょ。結局最後まで一番重い荷物(72L?の大きなリュック)を持ってくれたまま、一緒に農園まで来てくれました。到着した時は、びしょびしょの私たちが二人で来たので驚かせてしまっただろうなと思います笑。友人たちみなさんに暖かく迎えてもらえてありがたかったです。

到着後、農園にはフランス語圏のウーファーの方がいて、私を助けてくれたフランス人の方と話をして盛り上がっていたように見えました(そうであってほしい笑)しばらくソファで話したりしましたが、ストームも収まって落ち着いたころ「それじゃあまた!」と颯爽と帰ってしまいました。

今でも思い出すたびに感謝の気持ちでいっぱいになります。ケミストゥさん、という方でした。本当にありがとうございました。ずーっと忘れないです。

心にとどめておくにはもったいない気がして、記録しておくためここに書いてみました。

ワーホリ・オーストラリアwwoof体験談:一緒に暮らした方たち

農場に立っている後ろ姿の女性

寝食を共にすることで、国籍や男女の違いに関係なく、みんな仲良くなるのが早かった気がします。

特に私が滞在した初めのころはみんな日本の方で、友達も一緒の時期が少しだけ重なっていたので、より一層打ち解けやすかったです。

私が滞在した1か月半の間、日本の方をはじめ、韓国、ベルギー、アルゼンチン、オーストラリアなど、多くの国籍の方たちがやってきました。

時には食文化について話をしたり、口笛を教えてもらったり、国や自分の住んでいたところの話をしたり、どうやってここに来ることになったのか話したり。

うまく言葉が伝わらなくて気まずくなったりということもありましたが、そんな方とも時間がたつにつれ打ち解けました。

ワーホリ・オーストラリアwwoof体験談:日々食べていたもの

オーガニック野菜たっぷりオムライスとビール
オムライスやチャーハンよく作っていました。 昼間からビール笑

早朝から休憩をはさんで12時ころに作業が終わると、残りは自由時間。みんなでお昼を作って食べます!

オーガニックファームなので、すぐ横でとれた新鮮・無農薬の野菜をたくさんもらうことができます。

野菜たっぷりのパスタや、シチュー、とれたて新鮮サラダなど、どれも本当においしかったなぁ…みんなで作って食べるのもとても楽しかったです。

ウーファーはその規定上、食べるものはオーナーさんからもらえます。

こちらのファームでは野菜以外の必要なものはスーパーで買い出ししますが、その分の費用をもらうことができました。

その時は毎回、自分のおじいちゃんからお小遣いをもらう感じに似てて、いつもうれしい気持ちになっていました笑

ワーホリ・オーストラリアwwoof体験談:その他の日常の話

PayPal.me/FelixMittermeierによるPixabayからの画像

体験談2と重なる話もありますが、以下に日常を詳しく書いてあります。

身近に感じて頂けると幸いです。

お昼ご飯の後は、交代でシャワーと洗濯でした。

ご夫婦のお家のテラスに洗濯機があるので、みんな交代で自分の洗濯をし、自分たちの家の庭に干します。

あとは飼っているワンちゃんと遊んだり、周辺を散歩をしたり…。

時にはみんなでおやつを作って、それを持って近所の山(標高そんなに高くない)に登って頂上で食べたことも。

また夕飯は何にするか、みんなで相談することも多かったです。

夜ご飯もみんなで作って食べて後片付けをして、英語の勉強をしたり話したり。

8時過ぎにはもう眠くなり、9時にはだいたい寝ます。10時近くまで起きていると、夜中まで起きているような感覚になるのが不思議でした。朝が早いからですねきっと!

また夜に星空を見るのが大好きでした。

見える星座が日本とは違いますし楽しいです。特に驚いたのは、オリオン座が逆さまに見える事。

本当に、日本とは逆の半球側にいるんだなあとよく思ったものです。でも一人で見るのは少し怖くて…たくさん星が見えるので、神秘的過ぎて、夜空に吸い込まれてしまいそうな感覚になるので(笑)

よく一緒に、そこで暮らしていた友達と星空を見ていました。時には畑まで行って、寝っ転がって天の川を見たり、流れ星を見つけたり、いろんな話をしたり。忘れられない景色と思い出です。

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