オーストラリア等でのワーキングホリデーで、特別な出会いや交流、体験や経験ができたら一生の宝物になりますね。
ワーキングホリデーの取り組みに参加している国に滞在して、1年間働いたり学んだり遊んだりなど、自分次第で、様々なことに取り組めるのがワーキングホリデーの魅力だと思います。
この記事では、筆者がおすすめしたいWWOOF(ウーフ)について書いています。
- そもそもWWOOF(ウーフ。以降ウーフで記載)って何?
- なぜウーフを選んで参加したのか、その理由
- ウーフを勧めたい理由
以上の項目でまとめていきます!
現在はコロナ禍で外国に行くのは難しい状況かもしれませんが、行ける方や落ち着いてから行く予定の方など、色々な方がいるかと思います。
追記:
2023年7月現在、以前のように外国へ行き来できるようになりましたね。嬉しい限りです。
オーストラリア等のワーホリでウーフに参加しようか迷っている方に、少しでも参考になれば幸いです。
※当サイト「ゆきのこ広場」では私自身の体験や調べたことをもとに記事を執筆していますが、一部リンクにはアフィリエイト広告が含まれています。詳細事項はプライバシーポリシーと免責事項をご覧ください。
ワーホリ・オーストラリアwwoof体験談:そもそもwwoof(ウーフ)って何?
ウーフと聞いて、ピンとこない方も多いと思います。
日本でもウーフができます(いつかやりたい)が、ウーフジャパンのウェブサイトの中の「WWOOF(ウーフ)とは?」の項目に、ウーフがどういったものなのかについて、素敵でわかりやすい説明が載っていたので以下に引用します。
本当にこの説明の通りだなぁと、実際にオーストラリアでウーフを体感した筆者は思います。
WWOOF [ウーフ] とは?
お金のやりとりのない、人と人との交流です。
新しい友達を作ります。WWOOFのサイトを通し様々な人と友達になり、その関係性を深化させ、オーガニック生活を知り、新しい知見を得て、価値観の多様性を感じ、自分を向上させていくものです。家族のような気持ちで、何をしたら相手が喜んでくれるかをお互いが念頭に置きながら一緒に短い間生活します。
「食事・宿泊場所」と「力」そして「知識・経験」を交換します。
自分が持っているものをあげ、持っていないものをもらう、というとてもシンプルなしくみです。その関係に、お金のやりとりは一切ありません。「食事・宿泊場所」を提供する側をホストといい、「力」を提供する側をウーファーといいます。
WWOOFジャパン WWOOFについて
単なる交換ではなく、WWOOFではホストとウーファーとの温かなコミュニケーションを大切にしています。
私はウーフの説明をするにあたり、分かりやすく言うなら何だろう…と考えた結果、初めは「ボランティア」と説明していました。
筆者は学生時代に子どもたちや障害を持つ方たちと関わるボランティア団体やサークルにいくつか所属しており、筆者にとってボランティアは身近な言葉でした。
私にとってボランティアの言葉には、たくさんの方と出会い、ともに活動し、積極的に交流し合うイメージも含まれていたように思います。
ボランティアの言葉が持つ意味やイメージは広いと思いますし人によって受け取り方も様々あると思いますが、「ボランティア」が持つ意味合いは、日本ではどちらかというと「災害時や非常時のような場面で困っている方々を手伝ってくれる方々」というイメージが強いのかも?!と思いました、完全に個人的な偏見ですが…!
そんな時に出会ったウーフジャパンのウーフに対する説明。私の肌感覚にとてもしっくりきました。
まさにウーフは「お金のやりとりのない、人と人との交流」です!
ウーフに参加する大まかな流れ
ウーフに参加したい!でもどうやって…?
大まかな流れは以下のとおりです。イメージが沸くと行動に移しやすいですよね^^
- ウーフに登録する(詳しくは各ウェブサイトをご覧ください♪)
- ウーフに登録されているオーガニック農場や施設の「ホスト」に連絡する
- ホストに「この日から来ていいよ~!」と言われた日にホストのところへ行く
- 「食事・宿泊場所」「力」「知識・経験」を交換し、一緒に短い間生活をし、温かい交流を通して広い意味での学びを深め自分を向上させていく
なんとなくイメージして頂けましたでしょうか。
ウーフの長い名前、昔と変わっていた!
ウーフの表記「WWOOF(ウーフ)」は略称で、略す前の言葉があります。
「World-Wide Opportunities on Organic Farm」で、訳すと「オーガニック農場での世界的な機会」といった意味になりますでしょうか。
2014年に私がオーストラリアでウーフしていた当時は「Willing-Workers On Organic Farms(オーガニック農場で喜んで働く人たち、的な?)」と聞いていた気がします。
呼び方が変わったようですが「World-Wide Opportunities on Organic Farm」の方が、以前の呼び方よりも一層ウーフを表現するのに近いかもしれません。
理由は、ウーフでは様々な国籍の方や文化と出会う機会になると思うからです。
オーストラリアのウーフのページにも「World-Wide Opportunities on Organic Farm」の記載がありました。名前はオーストラリアでも昔とは変わったようですね。
「WWOOF Australia」のページはこちらのリンクです。
ウーフでは具体的にどんなことをするの?
以下は「WWOOF Australia」からの引用で「どんなことをするか」についての説明です。
Volunteer 4-6 hours daily (max 38 hours/week to be worked out between you and the Host) living with your Host, learning their organic methods & culture. Get a great workout while volunteering!
引用元: WWOOF Australia
「ホストと一緒に生活し、オーガニックな方法や文化を学びながら、1日に4~6時間のボランティアをします(あなたとホストの間で週に最大38時間の勤務が必要)。ボランティアを通して素晴らしい成果を得よう!」
的な感じでしょうか。大体あってると思いますが違っていたらすみません…
WWOOFジャパンもWWOOF Austrarliaも、コロナ(COVID-19)について記載があります。対策をした上で参加を受け付けているようです。
状況は日々変わると思いますので、行くことを検討されている方は、こまめにサイトをご覧いただくといいかもしれません。
追記:
2023年7月現在、コロナ(COVID-19)の記述はあるようですが、ほぼ以前通りの受け入れ状況のようですね。ホストによって違いがあるかもなので、気になる方は問い合わせの際に受け入れ状況等、色々詳しく質問するといいかもしれません。
滞在する場所によってやることは大きく変わってきます。筆者は4か所に滞在しましたが、その4か所だけでもいろいろなことがありました。
私の他の記事では、滞在した各場所でどのようなことを実施したか等を書いています。もしよければ参考にしていただけたらと思います。
以下にいくつかリンクを記載します。
ワーホリ・オーストラリアwwoof体験談:なぜウーフに参加したのか
自分の生きてきた文化や生活の「あたりまえ」という感覚や考えを、揺るがしたかったからです。
真面目過ぎる気もしますが…今思えば、もう少し肩の力を抜いて、ゆったりリラックスして生活してもよかったのでは?とおもいます笑
2014年当時の自分は大真面目で、自己肯定感を得る&得てもらうにはどうしたらいいのか等を、知り合った先生方やウーフで出会った方などに手当たり次第話を聞いたりしていました。
当時は教育大学を卒業したばかりで、卒業後はアルバイトを経てオーストラリアへワーキングホリデービザで渡りました。
先生として働く前に視野を広げたい!と思ったことも理由の一つでしたが、震災を宮城県で経験して自分の家や大切にしていたものがほとんど無くなり、いつ何が起こるか分からないと痛感したことも、大学卒業後にワーホリを選んだきっかけでした。
自分がやりたいことをやりたいと強く思ったのです。認めて支えてくれた寛大な家族に、感謝の気持ちでいっぱいです。
私がやりたかったことは、多種多様な環境や文化の中で生きている方々の当り前のことや考え方に一人でも多く触れることで、自分の当り前を揺るがしてどんな感覚がするのか感じてみたい、当時の私の気持ちを何年もたって言葉にしてみるとこんな感じかなと思います。
今目の前で生きている方々が、どんな感覚や考えで生きていて、これまで行動してきて今に至っているのだろう…一人でも多くの方に聞いてみたい…そのような想いで突っ走っていったような感じです笑
オーストラリアに行き、色んな環境で生きている方々、各所で出会う方々に、話を聞きます。ウーフに参加してからは拍車がかかり、より一層、各所で聞きまくりました。
英会話を勉強し始めたばかりだったので(専攻は初等教育、英会話は全くの初心者で大学4年から学び始めました)聞き取れないことも多かったと思います。
でも実際、1対1で話すと何とか意思疎通ができることも多いですね?!それがまた楽しかったです。
たくさんの方々と出会いお話しできたことで、学術的に何かこれを「学んだ!!」とは言えないかもしれませんが、私の内面には確実に、様々な言葉や想いは重なり積もって温かいエネルギーを出してくれています。
このことは私自身が自信を持って確実に言えることです。
ウーフに参加したのは友人の存在も大きかったです。
元からウーフに興味があったところ、友人が先にウーフに参加していたことで、詳しく話をきくことができました。
実際に私自身も参加する大きなきっかけになりました。本当に感謝です!
ワーホリ・オーストラリアwwoof体験談:ウーフを勧めたい理由
ウーフを勧めたい理由は、
- 様々な方々や出来事との出会いがたくさんあって本当に面白く興味深い
- 出会いや体験による幅広い学びがあり、自分の内面が磨かれる
- お金があまりなくても、食事・宿泊場所・力・知識・経験を交換できる場に参加できる
- オーストラリアの場合は全土に渡って登録しているホストがたくさんいるので、各地を回りウーフに参加しながら旅もできる
- 生のローカルな英語環境に身を置ける
- 力が付いてたくましくなる(場所によって仕事は異なるのでその種類にもよりますが)
こんな感じです。本当におすすめです!
オーストラリアのウーフを体験できたことで「こんな考えを持っている方がいるんだ!こんな暮らし方をしている人がいるんだ!」と、大いに衝撃を受けました。そりゃあもうすごい衝撃でした。
自分の中に落とし込むまでかなり時間がかかりました。(ようやくアウトプットできる時期が訪れました。それが今です2021年夏。祝!)
アウトプットできるまで何年もかかるくらい、濃い体験でした。
ウーフに参加する機会があればぜひチャレンジしてみてください、きっと素敵な出会いが待っているはずだと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
もし興味はあるけど悩んでいる方などいらしたら、コメント等でご連絡頂けたら微力ですが背中を押すお手伝いが出来るかもしれません!本当に微力かと思いますが…笑
お気軽にどうぞ^^
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