言葉の力

エッセイ
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私は言葉の力を信じてきたと思っていたけれど、意外と「本当にー?」という感じで、内心どこかでずっと疑っていたような気もする。

これだけ人生でたくさんの言葉を紡ぎ出してきたにも関わらず!!

詳しいプロフィールページにも書いているけれど、私は昔からノートに想いや考えを書きたいときに書きたいだけ書きまくるのが無性に好きな気質がある。

約10年間で書いてきたノートたち

なぜ言葉の力を心のどこかで疑ってきた可能性があるのか、それは今まで私は私の感覚自体を「本当にー?」と疑いがちなところがあったからだと思う。

最近は様々な状況が重なり、私は私の感覚を疑うことなく受け取りつつ自分自身を楽しく生きることが以前よりできるようになってきているからこそ、今回の発見にも繋がったのかもしれない。

寂聴さんとローランドさん

先日、たまたま本がたくさんある場所に夫婦で行って、本を読んでいた。

色々な本を読んでいたけれど、その時は夫が瀬戸内寂聴さんの本、私がローランドさんの本を読んでいた。

ローランドさんの言葉で心が動かされた部分があって夫に見せた。

時に、どんな医者でも治せぬ病を治せるのが「言葉」だ。そして、どんな兵器より人を傷つけるのもまた、「言葉」だったりする。だから俺は、「言葉で世界を変えることだってできる」と信じているんだ。

引用元:ROLAND『君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉』(KADOKAWA)

私は自分のノートやここのブログに言葉を書いている1人の人として、その言葉の重みに身が引き締まる想いと共に、高揚感や心が熱くなるのを感じた。

そんな想いや考えを夫に伝えながら本を見せていると、夫が「寂聴さんも、同じようなこと言ってるページがあったよ。」と言って、本をパラパラめくりながら探して見せてくれた。

言葉で人を殺すこともあるんですよ。

引用元:瀬戸内寂聴『愛に始まり、愛に終わる 瀬戸内寂聴108の言葉』(宝島社)

ローランドさんと寂聴さんという、まったく異なる分野で活躍されているお二人の本の中で、言葉についての想いが重なっている気がして私はとても感動した。

言葉には力がある、これは本物のこと、本質のことなんだなと実感した気がした。

音楽と米づくり

話は少し変わって、今から10年前の2016年。

友人の住む県に遊びに行って、歴史ある場所のカフェに連れて行ってもらった時のこと。

その街に惚れ込んで引っ越してきたという方が近くに座っていて、少しの時間だったけれど3人でお話しすることができた。

「本物」の音楽を届けたくて、移住して来て活動していると言っていた。

また友人のところに遊びに行く数日前には、米づくりをしたくて生まれた土地とは違う場所にはるばる移住してきたという方にも、たまたまお話を伺う機会に恵まれていた。

その方は、全ての仕事に通じる「本質」が米づくりにはあると思うから、米づくりを仕事にしたくて移住したと話してくれた。

自分にとっての本質を言葉にできたらもうゆらぐことはない、という事もお話ししていた。

お二人の詳しい話は申し訳ないけれどよく思い出せず(私の記憶力…悔しい…)割愛せざるを得ないが、このお二人の話を聞いたあと、時期が重なっていたのも相まって、お二人の想いは重なる部分があるなぁと感じてずっと印象に残っていた。

本物、本質。

言葉は違えど、お二人は同じことを言わんとしているのかな、と感じていた。

カフェの後、一緒に居た友人に、私が聞いた話や2人の話を聞いて感じたこと・考えたことを話してみた。

当時のノートの記録によると「『おもしろいね!!』って共感し合えたのがうれしかった。心のおくで、電気が流れるかんじがした。」と書いてあった。

我ながら、自分の感覚を表現するのに、ずいぶんと的確な言葉を書いていたもんだなぁと、ちょっと感動した。

私にとっての本物、本質

話は戻って、今回、寂聴さんとローランドさんの2人の言葉にふれて、10年前に「本物」「本質」について話してくれたお二人のことをふと思い出していた。

全く異なる分野で活動するお二人が話す内容に通じるものがある、という状況が似ていたからというのもあるかもしれない。

けれど、今回は私自身が「言葉の力」について初めて強く実感を伴って納得したから、

「言葉には力がある!ああ、私にとってこれは本物のこと、本質のことなんだなー。本当にそうなんだなー。」

と心で感じて、10年前に話したお二人のことを思い出したのかもしれないとも思った。

読書や対話、発信すること

本を読むって、人と話すって、いいなぁ〜。

そして自分の想いや考え、こうやって言葉にできて発信できて、嬉しいなぁ〜。

言葉について話してきたわりに、まとめが「いいなぁ〜嬉しいなぁ〜」というシンプルな言葉でなんだかちょっと…というのも感じなくもないけれど…

私が私の感じている感覚をそのまま言葉にすると、今はこんな感じになる気がする。

もしここまで読んで頂いた方がいらしたら、最後まで読んで頂きありがとうございます!!

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