科目等履修生とは?手続き・費用・体験談|30代で1年間大学生になった話

教育・英語
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科目等履修生というのは、ざっくり言うと

「申し込んで料金を支払うと、大学で授業を受けられる(入学資格を満たす必要はあります)」

というもので、

「大学を受験して合格したら入学」ではないので、気軽に学びたい内容を学ぶことができました!

費用(入学検定料・入学料・授業料)も、正規学生に比べて安かったです(といっても、少しまとまったお金は必要でしたが…!!)

今回は、実際に科目等履修生として1年間大学に在籍した私の体験談をもとに

  • 申込みから終了までの全体の流れイメージ
  • 大学院に進学予定がなくてもいい?
  • 科目の選び方
  • 失敗談(科目を選ぶ時・教授への連絡・教科書や参考書・前期と後期を別々に手続きしたこと)
  • 教授への連絡の仕方
  • 手続き
  • 費用
  • 入学してからの体験談
  • 久々の学生になって嬉しかったこと
  • 終了時に行ったこと

など、体験談をもとに記事にまとめていきます!

科目等履修生に申し込みから終了まで〜ざっくり全体の流れ〜

イメージが湧きやすいように、ざっくり書いていきます。

  1. 興味のある事柄が学べそうな大学のホームページをよーく見る(過去のシラバス、授業内容)
  2. 「大学名 学部名 科目等履修生 申し込み」などで検索し、科目等履修生の募集要項や入学資格、申し込み期日などの情報を確認
  3. 大学の教務課に電話やメールで科目について問い合わせる
  4. 願書に大学教授のサインが必要な場合はもらいに行く(教授にメールでアポイントを取ってから)
  5. 書類を準備、郵送or大学に直接提出
  6. 検定料を振り込み
  7. 合格した場合、入学料と授業料を振り込み
  8. 必要な書類やIDなどを大学で受け取る
  9. 授業スタート
  10. 学期末に可能であれば単位習得証明書を申請し受け取る

という流れでした(^ ^)

次の項目からは、実際に自分が科目等履修生として申請したときに「難しかった!」「知りたかった!」「ネットで調べてもよくわからなかった!」という内容を中心にまとめていきます。

大学院に進学予定がなくても大丈夫?

大丈夫です!実際に私も大学院に進学予定はありませんでしたが、科目等履修生として入学し、1年間在籍して授業を受けて学ぶことができました。

科目等履修生の科目の選び方

科目を選ぶのは難しい…けれど楽しい!

科目を選ぶ…難しいですよね!?私はけっこう苦戦しました(^_^;)

自分が学びたいこと・興味のあることが、果たして「どの学部・どのコース・どの授業」で学ぶことができるのか、最初はよく分かりませんでした。

それでも私の場合は、学んでみたい内容がある程度絞られていたので、少しは探しやすかったのかもしれません。

もし学んでみたい内容が「幅広くぼんやりしている」という方は、色々な大学のホームページを見たり資料を取り寄せたりして、

「どこの大学の学部やコースが自分の気持ちにグッと来るのか」

に焦点を当てて探してみるといいかもしれません。

興味のある内容が具体的に学べるチャンス。

科目を選ぶのは、難しい作業でしたが、楽しくてワクワクもしました(^ ^)

実際に科目等履修生の科目を選んだときの、私の考えや体験談

ここからは私の場合を例に書いていきますので、参考になれば幸いです!

私の場合は

「現状、どんな法律で教育のシステムが決められていて、なぜすぐ変えていけないの?」

というような事に興味があり、学んでみたいと考えていました。

大学で学びたいと思った理由は、この分野について

「自分で調べて学ぶのには限界がある」

と感じたためです…!

フィンランドの教育についての記事を書きながら、ネットで調べても本を読んでも、自分にとってこの分野を学ぶことはすごく難しいと痛感しました。

フィンランド&日本の教育比較【不登校の概念なくしたい】
不登校という概念は、日本の教育システムが創り出しているのかも?!世界一の教育といわれるフィンランドと日本を比較し「学校へ行くこと」「学ぶこと」についてまとめ、筆者の考えを述べています。

私が興味を持った分野は、どうやら教育行政という分野のようでした。

教育行政に関係する大学の学部やコース、教授について、本やWebページを見ながら大学のホームページにある「シラバス」を熱心に見ました。

シラバス、高校卒業後すぐ大学に通っていた当時よりも、熱心に詳細まで見た気がします(笑)

シラバスを見て、授業内容が「自分の学びたい内容に一致しているか」を確認していきます。

せっかくなので他にも興味深そうな授業をピックアップしていきました。

申請時、ホームページのシラバスは去年のものかも?希望の科目が決まったら教務課に問い合わせが安心

大学によっては科目は直前に決まるみたいなので、教務課に問い合わせた方が確実です。

シラバスを熟読して履修したい科目が決まったら、科目等履修生の募集要項に記載されている問い合わせ先に連絡します。

私の場合は、まず電話をかけました。

するとメールで連絡が欲しいと言われたので、電話を切った後、メールで詳細を連絡しました。

私は希望していた科目のうち、一つは夏休みの集中講義だったので、科目名や日程の変更がありました。要注意ですね!

私の失敗談|4つありました

科目を選ぶ時、教授への連絡、教科書や参考書、申請の期日…。

それぞれ書いていきます(^_^;)

科目を選ぶ時の失敗談

ひとつ目の失敗談は、科目と単位、授業料についてです。

科目を選ぶ時、お金の上限が決まっていたので、予算内でいくつ受講できるかな〜と授業料とにらめっこしながら検討していました。

募集要項には、

1単位あたり約15000円の金額で書いてありました。

そうなんです、私は「1科目=1単位」で計算してしまっていました。

科目ひとつにつき、単位は2つというのが一般的に多い印象です。大学を卒業してからしばらく経つのですっかり忘れていました。

なんて分かりにくいんですか…

大学設置基準で法的に基準があるようです。ここでの説明は割愛しますが…

「やった、意外といくつか授業受けられそう!せっかく学べる機会だし色々な授業取ってみたいな〜」

と、のんきに考えていた私でしたが、危なく予算の倍の金額を支払うことになるところでした(笑)出願する前に気がついてよかったです。

教授への連絡の失敗談

受講したい科目の担当教員である先生に送った最初のメールのせいで、先生には私が「大学院への進学も考えている」と思われていました(笑)

なぜそうなったのか、理由は、私が抱いていた「科目等履修生」に対するイメージのせいです。

入学前に思っていたイメージは、科目等履修生として授業を受けたい場合、教授に慎重にご相談した上で許可を頂かないといけないと考えていました。

科目等履修生の出願願書に「原則として授業科目担当教員の署名を得ること」と書いてあったのも、そう考えてしまっていた原因の一つです。

緊張しました…!教授に直談判しに行くんですもんね。

初めて教授にメールを送るにあたり、私は色々調べたり友人に聞いたりして文面を考えました。

教授にお願いするご相談の時間も、30分〜1時間ほど頂けるようにお願いしてしまいました。

…実際のところは、今回の場合、科目等履修生として1つ2つ大学の学部生の授業を取るなら、そんなにがっつりアポイントを取る必要はなかったようでした。

科目等履修生として大学に入学し、1年間過ごして無事に終了した今となっては、そんなこともあったなーという感覚ですが、、入学前はめっちゃ緊張していました。

参考になるか分かりませんが、この後の項目で私の実際に送ったメールの文面も記載しようと思います(リンクをクリックするとメール文面のところにジャンプします!)

丁寧な方が大きな失敗にならないと思うので、少しでも参考になれば幸いです。

教科書や参考書の失敗談

はい、シンプルに、はりきって買いすぎました(笑)

そんなに読めないし、あんまり関係のない本も少し面白そうと思っただけで買ってしまって…

夜中のAmazon、恐ろしいですね…笑

結局いくつかの本は少し読んだだけで、授業とあまり関係のない本はすぐに中古で売ってしまいました。

今思えば、せっかく大学の図書館もあるので、買うよりも図書館に入り浸って読んでもよかったのになぁと思います。

ぜひこれを読んでいる方のお財布を少しでも助けられたら嬉しいです(^_^;)

前期と後期を別々に申請した失敗談

大学によるかもですが、私が科目等履修生として1年間在籍した大学は出願手続きの際、

  • 1年間分の申し込み
  • とりあえず前期のみ申し込み→後期に入る前に延長の手続き

という二つのパターンから選択できました。

私は教務課の方のおすすめで、まずは前期のみで手続きしました。

…しかし、あとからかなり後悔しました(^_^;)失敗に繋がったのもありますが、シンプルに手続きの手間が増えただけのような気もします。私の場合であれば、1年分まとめて出願しちゃてもよかったなぁと思います。

どんな失敗をしたのか、先に結論を書きますと、色々な要因が重なり後期の出願&延長手続きの期限が過ぎてしまってから気がつきました。

本当に焦りました。

幸い気がついたのが期日の次の日の午前中で、急いで問い合わせると先生方の審査会がその日の午後にあるということで、審査会に間に合えば大丈夫と言っていただきました。

急いで書類記入と振り込みの上、メールでそれらの写真を添付して送ることで、なんとか延長手続きが可能となりました。

教務課の方に柔軟に対応して頂けて、本当に有り難かったです(>_<)

詳細を書いていきます。

私の場合、前期の授業は集中講義のみで、9月に3日間の授業しかありませんでした。

4月に諸々手続きしてから、9月まで授業がなかったんです。

しかし後期の手続きの期限は8月下旬でした。

通学に2時間かかるほど大学から離れた場所に住んでいて、交通費も片道1000円以上かかる(通学日数が足りず学割使えなかった…)ので、授業がない日に大学まで通うのは気が進みませんでした。

さらに、4月まで教務の方とやりとりしていたのは私の個人メールでしたが、4月の入学手続きで学生証と一緒に学生専用のメールアドレスも支給され、重要な連絡もそちらに届くようになってしまいました。

まぁそもそも、私が期日を手帳などにしっかり書いておけばよかったんですが…

この失敗談をまとめると、

  • とりあえず前期のみ申し込みした→後期に入る前に延長の手続きが必要
  • 前期は9月が最初の授業だった→延長手続き期限は8月末だった
  • 大学まで遠いから授業ないと行きづらい→掲示板を見る機会を逃した
  • 入学前にやりとりしていたのは自分の個人メールだった→4月以降は学生専用のメールアドレスに手続きの連絡が来るようになっていた

上記の要因が重なり、完全に手続き期日を逃しました。

何かの参考になれば幸いです(^_^;)

教授への連絡|実際に送ったメールの文面も

私は以下のようにメールを送りました。

ちなみにメールを送った時間が18時半頃だったので、先生の勤務時間外かと思い、念のため「夜分に恐れ入ります」と書きました。

〇〇大学
△△学部
◇◇コース
〇〇 〇〇先生

夜分に突然のご連絡失礼いたします。
令和〇年度・科目等履修生で入学出願予定の〇〇 〇〇(ふりがな)と申します。

私は〇年に●●大学▲▲学部
◆◆コースを卒業し、〇〇関係の仕事従事を経て、現在は〇〇に住みながら〇〇にてパートタイム勤務をしております。
また〇〇で△△に携わりながら〇年間ほど活動してきました。

この度は、令和〇年度・科目等履修生として〇〇先生の授業の受講を希望しております。

※ここには教育行政に関心をもった理由を端的に書きました※

※ここには〇〇先生を知った理由を、大学院に通学中の友人や知り合いの方の名前を出しながら端的に書きました※

シラバスは学部・博士前期2年で開講されている全授業を拝見し、〇〇さんのお話とシラバスの情報から、〇〇先生の研究と授業に興味を持ちました。ぜひ授業を受講させて頂きたいと考えてご連絡するに至りました。

つきましては、一度直接お会いして授業の受講についてご相談をさせて頂きたいと思っております。
ご相談の上で授業の受講が可能でしたら、科目等履修生入学願書に署名を頂く必要がございますので、恐れ入りますがそちらもお願いできたらと思っております。

もしよろしければ、
〇月△△日(〇)の午後や夕方に30分~1時間ほどお時間を頂戴したいのですが、〇〇先生のご都合はいかがでしょうか。

〇月△△日(〇)に開催予定の
◇◇セミナー 「〇〇〇〇」に私も参加させて頂く予定でしたので、同日の午後や夕方にお時間頂戴できましたら大変ありがたく存じます。

お忙しいところ恐縮ではございますが、
ご検討いただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

(自分の名前)
TEL:〇〇
E-mail:〇〇

失敗談の項目でも書きましたが(リンクをクリックで失敗談のところにジャンプします)、この文面だとどうやら「大学院も希望している人」になってしまうみたいなので、もし大学院は考えていなくて科目等履修生として先生の署名だけ必要みたいな感じでしたら、

「署名だけいただきたいので10分ほどお時間いただけないでしょうか」

という内容のメールでもいいかもしれません。参考になれば幸いです。

科目等履修生の手続きのポイント

ポイントとしては、12月〜1月ころ(後期からなら6月〜7月頃)に、大学のホームページから科目等履修生の募集要項をしっかりチェックすることだと思います。

基本的なことかと思いますが、働きながらや忙しい日常を送りながらだと、うっかり過ぎてしまいがちです。

カレンダーや手帳に期日を書いておくべきですね(^_^;)※失敗談参照

科目等履修生として大学に1年間通ったときの費用

ざっくりですが…

約10万円で1年間在籍できました。

内訳は、

  • 入学検定料:約1万円
  • 入学料:約3万円
  • 授業料:約6万円(1単位あたり約1万5千円)

です。

私は1科目が2単位のものを、2科目受講しました。

科目等履修生の授業の様子

懐かしの大学生そのままの雰囲気でした!

周りは多分みんな10歳くらい年下なんだろうなぁと思いながら、しかし50人ほどいる教室だったので、端っこの方でマイペースに授業を受けることができました。

留学生の子が話しかけてくれてお友達になり、一緒に授業を受けたりランチしたりできたことも嬉しかったです。

私は学部の授業を受けたので、大学院の授業を受ける場合とは少し異なるかもです。

一方、集中講義の方は人数が少なかったのですが、活発に意見交換ができたり自分の勤務経験を聞かれる場面もあったりと、とても刺激的で楽しい充実した時間でした。

久々の学生生活|科目等履修生になってみて嬉しかったこと

学びたかったことを、体系的に、じっくり学ぶ機会になったことがとても嬉しかったのはもちろん1番なのですが…

そうなんです、学割!!

これが何気にめっっちゃうれしかったです(笑)

最後、科目等履修生が終了する間際には、学割で映画も観ました。とても得した気分になりました笑

科目等履修生を終了する時に行ったこと

単位習得証明書を申請しました!

もしかすると、大学院に進みたくなるかもしれませんし、何かに使うこともあるかもしれません。

興味を深められ、学割も使えて、科目等履修生よかった【まとめ】

30代で1年間大学生になった私の体験談を書いてきました。

学んだこともまとめていきたいですが、まずは科目等履修生になってみた私の体験談が少しでもお役に立てたら幸いです(^ ^)

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