転勤族に付きものなのが、数年住んで慣れ親しんだ土地とのお別れの時。
愛着がある場所とのお別れは寂しいですね。
つい最近の話ですが、私たち夫婦もまた引っ越しの時が来ました。
数年住んだ場所での最後の日。
その日、たまたま地域のお祭りが行われていて、引っ越しの荷物をまとめながらも、少しの時間だけ足を運ぶことができました。
夏の、暑い昼間。海の近くの地域です。
太鼓の音、笛の音、そして獅子舞の演舞。たくさんの人がその場所にはいました。
どこか懐かしくて、あたたかくて、でもしっかりと今、この場所で鳴り響いている音。
私はお祭りが好きで、いつも心が動かされるんです。
ご先祖様から受け継がれてきたこと。
何と言えばいいのか、その受け継がれてきたその事が、今まさに表現されている現実が目の前にあって。
人々の幸せや発展を願って、祈って。
踊ったり演舞したり、歌ったり、太鼓を叩いたり笛を吹いたり。
それを見ながら、自分も含めて多くの人が笑顔でそれを受け止めて、共有していて。
そんな現実が目の前に巻き起こっている事を、体感して感じている私が存在している事実。
私はそういう場面になると、なぜか心が動いて感動して、涙が出てくるんです。
でもなんだか、その時は恥ずかしくて、近くにいた夫にも悟られないように、何ともないようにバレないようにしていました(笑)
これは汗かな、、?的な雰囲気で(笑)
とにかく、深く感動するんです。
生きるって、人間ってこういうことなのかなって。
うつろいゆくけど、変わらないものもあったりする。
そこに心が感じて触れると、なぜか泣きそうになります。
この私のブログは、自分のペースで、無理せず続けている大切な場所です。
誰かにとって役立つ情報ではないかもしれないし、そんなに読まれる数も多い訳ではないけれど、こうして自分の感情を残しておくことで、どこかの誰か1人の方の心に、何か温かいものがふわっと生まれたらなぁと妄想したりしています。
今まさに新しい土地に来たばかりですが、また何かに心を打たれたとき、こうして文字にしていけたらいいなと思っています。
そんな思いを胸に、また一歩、新しい場所での生活、日常を作っていきたいです(^ ^)
新しい土地に来たので、新しいことにチャレンジということで、エッセイ的な記事を初めて書いてみました。
今後もたまに自分の思いをこうやって表現していきたいなと感じています。
普段はノートに書きまくって(毎日じゃないですが、書きたい!という欲求が生まれると平気で1時間とか夢中で書き続けたりする時もあります(笑))満足しているのですが…!
自分の中だけじゃなくて、表現して発信してみたいなぁと思う時があったので、書いてみました。
1人でも、どこかのどなたかの心に届いたらいいなぁと願っています。